自分も経理に興味があるけど、向いてるのかな…?
私は経理部に所属するようになって、できる経理できない経理を見てきています。
そこで「こういうタイプは経理に向いてるな」と思うことも増えてきました。
それはこのような人たちだと私は考えています。
- 細かいことに気づける人
- 地味な作業も楽しめる人
- 時間管理ができる人
- 体力がある人
- 話すことが得意な人
経理に向いてる人は楽しそうにしていますが、向いてない人は苦しい日々を送っていると思います。
私自身は経理になることができて、日々楽しく仕事をしていますが、もちろん全員がそうなれるとは思いません。
この記事を読んで、経理になったら楽しく仕事ができそうか、今一度考えていただければと思います。
細かいことに気づける人
経理は1円単位で間違えてはいけない業務も多々あります。
例えば、取引先への支払や入金等を少しでも間違えてしまうと、取引先に迷惑が掛かって自社の評判も悪くなるし、お互い余計な工数もかかります。
税金計算を間違えて支払うと、税務署等からしっかり怒られます。
細かいところも気になったり、気づいて確認できる人は経理向きだと感じますね。
細かなミス等に気づいてくれる同僚や上司がいると非常に助かりますね。
社外に迷惑をかけずに済みますので…
地味な作業も楽しめる人
ひたすら単純な仕訳を作成したり、Excelで集計作業をしたり等、ご想像通りかもしれませんが地味な作業をすることも多いです。
机に座って、誰ともしゃべらず1日中パソコンと向き合う日々もあります。
そのような時間が苦痛な人にとっては、経理は厳しいかもしれません。
私はExcelでの作業等が好きなので、ある程度そんな時間があるとむしろ嬉しいくらいです。
私は、作業の時間を測って、以前よりどうやったら早くできるかとか考えます。それで早く終わるようになると嬉しいんですよね。
時間管理ができる人
経理にとって何よりも大事なもの、それが納期です。
経理の仕事は、法律等で納期が決められているものが多いです。
例えば、取引先への支払が1日でも遅れるとすぐにクレームの問い合わせが来ますし、プライム(上場)企業であれば、決算書の発表が遅れると自社イメージも当然悪くなります。
納期に遅れる経理マンは、とにかく信頼されません。
周りの信頼を積み上げていくためにも、納期はきっちり守りましょう。
打ち合わせにいつも遅れてきたり、資料が納期通りに提出できない人を見ると、「仕事できないんだろうな」と思ってしまいますね…
体力がある人
「えっ、経理って机にいつも座って楽そうに見えるけど体力が必要なの?」
そう、実は経理って体力がないと厳しい面があるんです。
先ほど述べたように、経理は納期が命です。
経営陣から無茶な納期を押し付けられたり、他部署に依頼した資料が来るのが遅かったり…
そんな時でも、自分の範囲の納期は必ず守らなくてはなりません。
その場合、早朝から深夜までひたすら仕事をするケースもありえます…
決算のような繁忙期が終われば、ゆっくり休めることが多いですよ!
ずっと忙しいんじゃなくて、メリハリがあるので、私もなんとか頑張れてます。
話すことが得意な人
デスクワークが多く、パソコンと電卓でひたすら作業をしているイメージが強いかもしれませんが、実は人と喋ったり説明するケースが多いんです。
他部署や取引先、金融機関からの問い合わせがあったり、監査法人や経営陣等へ数値の根拠を聞かれた際に説明をする機会があります。
その際、話すことが苦手だと相手が内容を理解できず、いろいろと困ります。
私は口下手なので、「事前に話すことを整理してから説明する」等の対応で、何とか乗り切ってます。
まとめ
以上、経理に向いてる人の特徴をお話しさせていただきました。
これらが多く当てはまっているのであれば、あなたは現在の職種より経理のほうが向いているかもしれません。
少なくともこの記事を読んでいただいた方は、経理になった際に「こんなはずじゃなかった…」と思うことはなくなるはずです。
私もすべては当てはまっていませんでしたが、苦手なことはなんとか対策をすることで、楽しく経理をしています。
経理に興味がある方へ、少しでもご参考になればうれしいです!