経理で働いてるけど、もっと年収上がらないかなー?
現在、世間では経理の人材不足がうたわれており、経理経験者は各企業が求めています。
実際、2024年にSansan株式会社が「経理の人手不足に関する実態調査」を行ったのですが、半数以上の経理部門が人手不足と回答したようです。
■調査の結果
Sansan、「経理の人手不足に関する実態調査」を実施
・経理担当者の半数以上が経理部門の人手不足を感じており、うち9割弱が深刻な状況と回答
~経理の半数以上が「人手不足」、うち9割弱が「深刻」と回答。時間外労働の増加や月次決算の遅れによる経営面への影響も~/Sansan株式会社ホームページより引用
つまり…経理経験者であるならば、自分が思ってるより自分の市場価値は高い可能性があるんです。
もし今の会社しか知らないのであれば、他の会社を見てみることをおすすめします。
あれ、自分の条件で他の企業ならもっと年収上がるの?
就活で落ちたあの企業、今の自分なら条件満たしてるし、いけるかも…
など、新たな発見があることも少なくありません。
私自身、以前の会社に大きな不満はありませんでしたが、満足しているとも言い難い状況でした。
しかし、転職活動をすると、「この企業に行きたい!もっとステップアップできそう!」と思う企業が多々あり、応募条件を確認してみると満たしているところも多かったです。
そこで転職活動をしたところ、無事内定をいただき、以前よりも満足して今は働けています。
もっと早く転職活動しとけばよかった…
本記事では、経理経験者が年収UPできる転職術のロードマップを紹介します。
転職活動をして自分の市場価値を知り、年収UPできるホワイト企業で働きましょう!
年収UPのための転職術の具体的な5ステップ
年収上げれるなら上げたいけど、何をしたらいいのかな?
ここでは、転職の全体の流れを説明します。
具体的には、以下の5ステップです
「経理経験者」の求人票における定義ですが、3年以上の実務経験と記載されてることが多いです。大手企業や仕事内容によって、4〜5年以上を求められることもあります。
3社以上の転職エージェントに登録することをおすすめします。
理由は以下の通りです。
- 自分に合うエージェントもいれば、合わないエージェントもいる
- エージェントに慣れることができる
- 複数の客観的視点がある
- 自分に合う求人票を紹介してもらいやすい
転職エージェントのおすすめは下記4社です。
- MS-Japan
- doda
- マイナビエージェント(20代)
- JACリクルートメント(30~40代)
転職エージェントの担当者に求人を紹介してもらったり、自分でサイトから求人を検索して、自分が気になる求人を探します。
ここまで来たら、いよいよ応募です。
応募する際、以下のポイントを意識しましょう。
- 書類作成(履歴書・職務経歴書)
- 徹底的な面接対策
無事、希望の企業から内定がもらえれば終了…というわけではありません。
まだ、以下の通りやることが残っています。
- 条件交渉
- 退職交渉
- 入社手続き
これらが終われば、後は入社日を迎えるのみです!
上記のロードマップを、より詳しく解説します。
ぜひともご一読ください!
ひとつずつ実践していき、後悔のない転職活動をしましょう!
必要な実務経験
経験年数
経理経験者の求人票は、必須条件に3年以上の実務経験と記載されてることが多いです。企業によっては、4〜5年のケースもあります。
経験業務
経理業務といってもいろいろありますが…
大手企業の求人で求められやすい経験は下記の通りです。
- 連結
- 開示
- 税務
- 資金
もし現職でこれらの業務を経験できる可能性があるなら、積極的に手を挙げていきましょう!
年収を上げるには大手企業を目指すのが無難です。大手企業では上記業務の経験者は特に歓迎される傾向があります。
ただ、企業によって、現在の会社ではこんな業務はやってないから経験できないよ…と言う方もいらっしゃると思います。
ここはできればで構いません。
転職エージェントに登録する
3社以上に登録することをおすすめします。
理由は下記の通りです。
- 自分に合うエージェントもいれば、合わないエージェントもいる
- エージェントに慣れることができる
- 複数の客観的視点がある
- 自分に合う求人票を紹介してもらいやすい
転職を考えると、まず初めに「とりあえず転職サイトに登録」ということをするかもしれませんが、転職エージェントは必ず登録してください。
転職サイトと転職エージェントの違いは下記記事をご参照ください。
転職エージェントに登録すれば、無料で以下の対応をしてもらえます。
- そもそも転職すべきか相談
- 業界、業種の転職市場の情報
- おすすめ求人票の選定
- 非公開求人票の紹介
- 応募先とのやり取り、対応
- 書類添削
- 面接対策
- 企業の内部情報
転職エージェントを利用した方が良さそうなのはわかったけど…
どこを利用したらいいのかわからないよ…
私のおすすめは下記3社です。
・ms japan
・JACリクルートメント(or マイナビエージェント)
・doda
20代の方はマイナビエージェント、30~40代の方はJACリクルートメントをおすすめします。
応募する
単に応募するだけでなく、下記のポイントを押さえましょう!
- 書類作成(履歴書と職務経歴書)
- 徹底的な面接対策
内定後
やったー!応募先から内定がもらえた!
これで転職活動終了だー。
…まだです、まだやることが残ってるんです。
以下の3つが終わるまでは、油断せず行きましょう。
- 条件交渉
- 退職手続
- 入社手続
条件交渉
内定をもらっても、年収や仕事内容が想像と違っている場合もありえます。
あれ、想定年収が現職とあまり変わってない…
「労働条件通知書」という書類がもらえるはずなので、それを吟味しましょう!
そして、自分の希望条件とあっていなければ、先方と交渉が必要です。
転職エージェントを利用していれば、このあたりの調整も対応してくれますよ!
退職手続き
内定をもらい、先方に返事した。
いつを退職日とするか、これは現職と手続きが必要です。
企業によって、すんなりこちらの要求を通してくれるところもあれば、そうでない企業もあります。
引き止めに合う場合もありますし、超ブラック企業ではそもそもやめさせてくれようとしない、ということまで…
引き止めくらいならどこの企業でもありますが、「やめさせない」という企業はかなりやばいです。すぐにでも強引にでも退職しましょう!
できれば、残っている有休も使用しましょう。
そもそも退職手続きすらスムーズに進めてくれないような企業であれば、退職代行を使うことも選択肢としてありえます。
入社手続き
退職手続きも無事に終われば、転職エージェントの方とのやり取りもなくなります。
感謝を伝え、次の会社と手続きを進めましょう。
基本的に、新しい会社の人事や総務担当から連絡があり、必要書類の提出を求められるので、対応しましょう。
まとめ
経理は専門知識もあり、重要な職種だと私は思っています。
しかし、企業によっては経理を軽視し、安く買いたたかれている経理もいるようです。
経理の皆さん、自分たちの市場価値は皆さんが思ってるより高いと思います。
経理担当を欲している企業はたくさんあるので、もし今の自分の待遇に納得いってない場合、外の世界も見てみましょう!
自分に合う企業選びは、楽しく働く上で本当に大切だと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
他にもいろいろな記事を書いてるので、参考にしていただければと思います。